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「Wolf Creek(邦題未定)」(2005) - Wolf Creek オーストラリア [映画]

監督: グレッグ・マクリーン
出演: ジョン・ジャレット、カサンドラ・マグラス、ケスティ・モラシ、ネイサン・フィリップス

★★★★☆☆

「オープン・ウォーター」に続き、またホントにあった事件を元にした恐怖映画を見に行ってしまいました。
怖かったよーー。
サイコスリラー系お決まりのパターンに陥ることもなく、なかなかよく出来た映画だと思います。

バックパッカーの若い男女3人が、車でオーストラリア大陸を縦断する旅に出るのですが、周囲に人影のない国立公園内で車が故障してしまい・・・というお話です。

空腹だと世の中のあらゆる苦痛への耐性が途端に通常値の30%まで減少してしまう私は、上映開始直前にR指定と聞き、そんなにも怖くて残虐な映画を見に来てしまったことを後悔。何度もやめようかと考えましたが、通路側に友人が座っていたためにさりげなく逃げ出すこともできず・・・。
またひとつ、困難を乗り越えました!
たまには心臓を鍛えに、こんな映画を見るのも悪くないです。

この類の映画はネタバレになると面白くないため何も書きませんが、これだけは全てに共通するので、敢えて言わせて。
「とどめは、させ。」

恐怖シーンの他にも、オーストラリアの素晴らしい自然が大画面で見られる、ロードムービー的な要素もあるところがお勧めです。
やっぱり憧れるなぁ、大陸の大自然、広大な地平線。
一緒に見に行った友人はオーストラリア出身のため、少し切なくなっていたようでした。
ジョン・ジャレットは、本国では良いお父さんキャラとしてお茶の間に出まくりの人気タレントだそうで。日本で言えば地井武男とか菅原文太?従ってかなり意外なキャスティングだそうです。
登場人物によってはオージー訛りが激しすぎて、何を言っているのかよくわからず、フランス語の字幕をみて何とか理解しようと努めました。

しかし、オーストラリアもしかり、数ヶ月前にもグランド・キャニオンを単身車で横断していた日本人女性が遺体で発見された事件がありましたが、周囲百キロ四方に渡って人影も文明もない、そんな環境に身を置くのって惹かれもしますが、かなりゾッとするものがありませんか?
ただ砂漠の真ん中で車が故障してしまうというだけでも・・・。

↓この映画のモデルになったという実際の事件です。

●1989~92年 ベラングロ州立公園内のバックパッカー連続殺人事件
http://www.geocities.jp/suishin_ryu/australiancrimes3.htm

●1995~99年 スノー・タウンの男女12人猟奇殺人事件
http://www.nichigo.com.au/news/nat0310/shak01.htm

●1986~87年 フリマントルのバーニー夫妻連続強姦殺人事件
http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/murder/text/birnie.html

急に、オーストラリアが怖くなっちゃいましたね。
例のオープン・ウォーターの実話も舞台はオーストラリアなんですよっ。


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コメント 1

オ○

Je n'ai pas aimé ce film du tout.. :(
C'est vrai qu'il y a quelques jolis décors au début..
Ensuite, il ne se passe pas beaucoup de choses pour un film de 1h40. Parfois, la violence est très forte (les scènes ensanglantées), mais il n'y a pas vraiment de développement derrière. Le méchant est un redneck psychopathe, ca s'arrête la.
Conclusion: un road movie de série B pour location.
Je suis sévère.

フランス語で分かる?
by オ○ (2006-09-02 07:38) 

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