畏れ慄いて、かもめ。 [映画]
かもめ食堂を見ました。
脚本をもう少し・・・「上手い!」と言わせてほしかったけれど、これはこれでとても良いですね。
「美味そう!」とは何度も叫びましたよ。
中でも素晴らしく美味そうなトンカツに、ガツンとやられました。
明日の夕食はトンカツに大決定です。
そして女優陣が何てったってこのメンツですから、文句はありません。
久しぶりに片桐はいりを見ましたが、彼女を見るたびになぜかお友達になりたいなぁ、と思ってしまいます。
特に昨夜、雑誌クロワッサンの料理特集号にてグアテマラ帰りの彼女から教示を受けたセヴィーチェを作って食した直後だけに、その想いもひとしお。
はいりの弟、学生時代にバックパックを背負ってグアテマラに行ったきり、戻って来なくなったらしいです。
13年前に弟探しの旅に出たのが、彼女が最初にグアテマラの地に降り立った理由だったとか。
というわけで、弟が現地で結婚した料理上手のヨメから、いろいろなレシピを伝授してもらったのだそうで。
如何にもキャラクターに似合った不思議なご家族。
今日、近所を散歩中にフランス語専門の本屋を見つけました。
店に足を踏み入れた途端、久しぶりの「ボンジュール」にちょっと感激。
早速、アゴタ・クリストフの最新作「どちらでもいい」(原書)をゲット!
クリストフ初の短編集であり、過去のノートや書き付けのなかで埋もれていた習作を編集者が纏めた、クリストフのごく私的な心象風景が綴られたものだそうです。
本はとても薄く、物語もごく短いショート・ショートといったところ。
フランス語なのに、高望みし過ぎ?
いや、読めるはず・・・。
とりあえず、今読んでいるもう一冊の仏語本 Amelie Nothomb の「Stupeur Et Tremblements」を攻略してから、改めて紐解くことに致します。
これ、80年代に日本でOL生活を体験したベルギー人女性、Amelie 自身のニッポン縦シャカイの驚愕の物語なのですが、まだ半分しか読んではいないのだけれども、どうも話を誇張しすぎているような気もする・・・。
どのようなオチが来るのか、想像もつかずに読み進めています。
ちなみに2003年にはフランスで映画化もされているとのこと。
読み終わったら一見の価値ありかな。
私も観ました。朝一番の上映だったのですが、満席でした。
『やっぱり猫が好き』世代が多かったようで、皆同じ所で爆笑していました。
ところで、Amelie Nothombを読むとはすごい!
授業で頻繁に使われる作家でしたが、難解だったという記憶があります。
Megさんの読後感想、楽しみです♪
by りお姐 (2006-11-17 09:55)
実はねー、字も大きいしパッと見シンプルそうだったので買ったんですが、最近「実は難しいかも?」と、ようやく気付きだしたところ。(遅い)
内容は大して難解じゃないっていうか、むしろおバカなコメディなんですが・・・。
Nothombはフランスでも現役でホットな作家のようで、フランス語の本の売り場にはかならず新刊が並んでいますね。
1つの文に代名詞が4つ以上出てくると、もうお手上げ。
「誰が何をどうしたって??」って感じです
by meg (2006-11-18 01:45)