怒涛の事務手続き

会社の退社日がようやく一週間後となりました。
それでも相変らず仕事は憂鬱。
1日でもサボりたい、ダメダメな状態。
もう、こんな冷蔵庫並みに冷えたオフィスで、モニターを一日中眺めるような不健康な仕事は当分やらないんだ！！
しかも、他部署の事務員も同時期に辞める上に新人が2人入ったため、割と大仰な歓送迎会が目白押しなのです。
今週は今日で3度目です。
正直、キツイ・・・。
明日は引越なんですよ。
マンスリー・マンションで荷物が少ない上、同じマンションの上階の部屋に移動するだけではあるのですが。
ワンルームに2人で2週間はキツイので、Rが来日するのに合わせてちょっと広い部屋に移るのです。

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月曜日には朝から綿密なる計画を立て、一日中駆けずり回って事務手続きに奔走しました。
区役所→写真屋→カナダ大使館→警視庁→銀行→保険会社→デパート→旅行代理店→引越し先の部屋の内覧→不動産屋、と廻りました。
仕事をしながら結婚式と引越とフランス行きの手続きとカナダの移民申請と旅行の手配を同時に行う故の目まぐるしさであります。
フランス行航空券、海外旅行保険1年分、引越し先の家賃と、この日だけで30万円ほど使いました。

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さらに、恐ろしいことになってしまいました。
私は「どうせ短期間だし」という理由で住民票を実家のあるS市に置いたままにしてあったのですが、せっかく東京に居るというか、居る今しかできないカナダ移民のための諸手続きを短時間に完遂するためには、どうしても今、東京に住民票を移しておかなければならないことが判明。
そこで、東京滞在はあと1ヶ月弱ながら、地元から転出をすることにしました。
転出手続きは意外に簡単で、地元の区役所の担当者は親切に「転出日を大幅に過ぎていてもまったく問題ないですよー」と、手書きの転出届を郵送するように教えてくれました。
そこで、私はミスを冒してしまったわけです。
『2005年2月1日転出』と申告してしまったわけですねー。なぜか。
9月に届けを出すんだから、9月にすればいいのに。
地元と東京を何度か往復しており、実際の転出日は曖昧でした。
「わざわざ事務手続きをして東京に引っ越すんだから、半年くらいは居たことになっている方がいいんじゃないか」という、妙な心理が働いたのでしょうか。

何事もなく転出届は受理され、転出証明を返送してもらい、これをもって東京の港区役所にて転入手続きをしたのです。
そして「あ、国民健康保険も切り替わりますから、上の階にて精算の手続きをして下さい」との事務員さんの一言で、上階の国保係へと参りました。
そこで判明した事実。
「私は2月に遡ってS市民を辞めたため、自動的に国保も2月に遡って解約される。 私は、その際に使用された国保の国負担分（7割）を返還せねばならないが、新住所である東京都港区の国保は、支払済みの治療費を遡っての保証は一切しない。 しかし、国保税は2月まで遡って請求される。」
・・・こんなバカなことってあるでしょうか？？？
要するに、保険料だけは2月分から遡って取られるけど、既に完了している過去の医療費が全額負担となって、差額が私に降りかかって来るというわけ。
一体いくら請求されることになるのやら、想像も尽きません。
転出の際に、事務員の方が国保について一言でも説明をしてくれていたら・・・。
しかし、私自身の申請によって発行された公文書である転出証明が一旦受理されてしまった以上、間違いだったからと言ってそれを変更することはできないと。
思わず、涙ぐみそうになりました。

教訓：引っ越したら住民票はすぐ移動せよ。

住民係と国保係はお互いの業務がこんなに近いのに、管轄外のことについては殆ど無知なわけです。
相手が役所ではない一般の会社なら、「必要な情報を説明されていない」旨、鬼のクレームで何とかなりそうなものですが、政府が相手では私はどうしたらいいのでしょう・・・。
国保って国民を護るためのものじゃないんですか？？
誰か助けてください。（泣）

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昨日は、カナダ移民局指定の病院（近所にあってラッキー）にてようやく移民用の健康診断を受ける運びまで漕ぎ着けました。
こちらはもちろんどんな保険でも適用外です。
お会計、43,260円也。

ヤキが回ったなぁ・・・。
来月から無職なのに。
クレジットカードの限度額に達しつつあります。