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ガイドな日々 [仏蘭西]

ロワールの古城

ご無沙汰してしまいました。
2週間強ほど滞在していた母と妹をパリや近郊などに案内していまして、更新が滞ってしまいました。
長らく書かないと、なかなか筆が進まないものですね。
筆というか、キーボードですが。
本日は私の誕生日なので、アルザス土産のクレマン(スパークリングワイン)を開けて、よっぱらいながら更新してみます。

城マニアの二人に付き合ってロアール地方の古城巡りと(ダメ押しで古城に泊まってきた)、仕事の都合により妹が帰国してからは、パリの天気の悪さに辟易し母とアルザス地方へと言ってまいりました。
なぜか、イル・ド・フランスの日帰り旅行を含め、パリがぐずついた天気でも、いつでも地方へ出ると胸の空くような晴天続きなのです。
パリは何だか常に天気が悪い・・・。
盆地のせい?大気汚染が原因?
まあ、パリでもここ数日はぐっと秋らしさも深まって、ようやく天気も回復したようです。

日本人の好きなフランスでの観光コースのパターンとしては、まずは何をおいてもパリ、そして近郊のヴェルサイユ、ノルマンディのモン・サン・ミッシェル、そしてロワール古城巡り、次の段階として南仏・・・。
見事にそのパターンを踏襲している私ですが、その後に至り新たにお勧めの場所を見つけました。
ストラスブールを中心としたアルザス地方堪能コースです。
ここはパリからTGVで4時間強。
南仏へ行く時間のないアナタにもオススメですことよ。
ドイツ文化の影響が濃い地方で、観光都市の割には人々がスレていない。
また、白ワイン好きの私としては、安くて旨いアルザスワインは特筆に価するわけなのです。
ドイツワインは甘すぎて具合が悪くなる、が、アルザスのワインは甘口のトケイワインから辛口のものまで幅広く出回っており、ボトル4~15ユーロでそこそこのレベルの非常に香り高いワインが手に入るのです。

ワイン街道、リクヴィルの街

この地方は歴史的に独仏の間で幾度も揺れ動いており、このため今では欧州議会がこの地に置かれています。
近郊の小都市コルマール、さらに毎週土曜日、夏季には火曜日にも行われる「ワイン街道」と呼ばれる村々を廻るツアーはとてもオススメ。
特に、チェコで見られるような精巧なカラクリ時計が設置された赤い天使のストラスブール大聖堂、黄色い石積みのコルマールのカテドラル、そしてイル川の遊覧が素晴らしかったです。

アルザス名物料理シュークルート(もちろん完食)

3泊もすれば充分に堪能できます。
ビールは飲まないのですが、ドイツ産ソーセージが大好きな私としては、まだまだソーセージは食べ飽きておりません。
パリでも美味しいソーセージを探そうかというくらい。
しかし、こればかりは本場ドイツにはちょっと敵わないかも。

さて、パリに戻りましたが・・・。
この1ヶ月で友人がふたり、メトロ内で携帯電話をスラレております。
パリ在住の皆様はくれぐれもお気をつけなさいますよう。。。


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りお姐

更新お待ちしてました♪お久しぶりです。
フランス国内にいながら異国を味わえる感じでステキ。
写真を見ているだけで、犬だけに、パブロフの犬になりました。
しかし、味は土地と同様どっちつかずで、中途半端なのかしら?
by りお姐 (2006-08-27 12:08) 

meg

りおさん、ありがとう♪
一瞬リヨンにもついでに行こうか!?と思ったけど、今回はアルザスに専念してみました。
パリ→リヨン間はTGVが光速で行くようなので、いずれまたの機会にします!
やっぱりドイツのソーセージほど、どれを食べてもびっくりするくらい美味い、というわけではなかったです。
食事は全般的に安くて美味しかったけど。
写真のシュークルートは美味でしたよ♪
マスタードたっぷりつけて食べるの♪♪
by meg (2006-08-28 01:10) 

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