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バンクーバーは今日も雨 [カナダの日々]

突然ですが、バンクーバーから更新です。
トロントから西へ4000キロ以上、カナダ第三の都市バンクーバーに来るのはこれが初めて。
ワーキングホリデー時代は貧乏すぎて、同じカナダ国内と言えども空路五時間も離れたこの地はあまりに遠く、ついに辿り着くことができませんでした。
貧乏さでは今もあまり変わらないのですが、今回はRの出張に便乗させてもらったためにコストは先方の会社持ち♪ということで、凍て付くトロントから急きょ一週間の脱出が実現したのであります。
しかし、冬のバンクーバーはひたすら雨・・・。
朝から晩まで毎日雨・・・・。
それでも氷点下の世界よりはずっとマシですので、Rが一生懸命働いている間、私はひとりでできる限り楽しみましょう。

今までビジネスクラスの世界って体験したことがなかったのですが、本当に快適なものですね。
費用が他人持ちというところが更に幸せ感倍増です。(せこい)
飛行機の座席こそエコノミーでしたが、会社がダウンタウンの真ん中に予約してくれたホテルのスイートが、至れりつくせりで実に快適なのです。
数週間~数ヶ月間に渡って長期滞在することを前提としてあるようで、ベッドルームの他にソファが配置された広いリビング、インターネット環境付きの仕事机、さらにフルサイズの冷蔵庫、オーブン、コンロ、シンク、食洗機、電子レンジが完備されたキッチンが備わっているではないですか。
戸棚を開けると皿やナイフなど基本的な調理器具の他に、ケーキ型やグラタン皿、大根おろし器まで見つけた時には思わず笑ってしまいました。
乾燥機能付の洗濯機もあり、これはもうウィークリーマンション状態。
こんなホテルは初めて見ました。
私たちのアパートよりよっぽど素敵だわ・・・。
ホテルには他にもスパ、エステ、ジム、ヨガ・コースのサービスなど盛り沢山にあるようなのですが、勝手がわからずちょっと怖い。
値段、書いていないしなぁ。

バンクーバーには日本からの留学生および移民の数がトロントに比べ桁違いに多いので、本格的な日本食レストランから、日本食品や雑貨を扱う店など、日本人のためのサービスが驚くほど充実しています。
トロントにも星の数ほどある日本食レストランですが、高級鮨屋や懐石などの一部を除いては、九割方が非日本人による大なり小なりの「なんちゃって感」漂う店で占められているのが現状です。
メニューはスシおよびヤキトーリ、テンプーラ、店構えも浮世絵+ちょうちん+招き猫のステレオタイプのものばかり。
そんな世界から来た私には、東京でよく見るようなスタイリッシュな居酒屋ダイニング系の店が立ち並ぶ大通りは眩し過ぎです。・・・く、食い倒れる?
例の「いらっしゃいませエエエエエエ!!」の大合唱ももちろん聞けますよ。
日本人美容師による美容院も数多く存在しているようなので、一週間の滞在中に髪の毛切っちゃったりして、などとも企んでおります。

けれども、これは英語習得のために日本から来た学生にはあまりにも便利過ぎますね。
バンクーバーで過ごした知り合い達が、少しも英語を話さずに済んでしまったとこぼしていた理由がわかります。
私が四年前に敢えてトロントを選んだ理由は、まさにこれでした。
ああ、あの苦しく厳しく切ないトロントのワーホリ時代の冬よ・・・。
それでも更に厳しいオタワやカルガリーで暮らしている人々には甘えるな!と叱られそうですが。
ともあれカナダに定住することを考えると、生活の快適さと恵まれた自然環境からして、完全にバンクーバーに軍配が上がることは間違いなしです。

* * * * * * * * *

ところで、前回の鴨の記事へのアクセス数が今まで見たこともない数に昇っているのが少々不安です・・・。
もしや「ビーガン」で検索して来ていただいたのかしら・・・、もしかして流行ってる?
スミマセン、変なこと書いて。


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meg

xml_xslさん、はじめまして。
nice!ありがとうございます。
xml_xslさんの写真、素敵ですね。
ネコちゃんの写真のアップが見たい気がします。
by meg (2007-02-28 11:29) 

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